【アウェー】「B.LEAGUE SEMIFINALS 2021-22」 5月22日(日)琉球戦 試合結果
島根スサノオマジックは5月22日(日)に沖縄アリーナで琉球ゴールデンキングスとアウェー戦を戦い、最終スコア72-70で敗戦となりました。
戦評
【1Q】琉球17-18島根:#2ビュフォードが速さを生かして得点を量産し、互角の展開に。
島根は#3安藤の3Pシュート、琉球は#30今村のミドルシュートでスタート。序盤、琉球は、#4フリッピン、#14岸本の3Pシュートなどで得点を上げるも、島根は#2ビュフォードが速さを生かした攻撃で得点を量産しリードする。中盤、琉球は#3今村が3Pシュートを決めるも島根がディフェンスを強め、得点が入らない。一方島根も得点が止まるも、#2ビュフォードがダンクで返す。終盤、島根は#8トラビスのインサイド、#14金丸のドライブが決まるも琉球も終了間際に#30今村の3Pシュートが決まり、17-18の1点リードで2Qへ。
【2Q】琉球36-38島根:両チームともに厳しいディフェンスを仕掛け、互角の展開に。
島根は#14金丸のフリースロー、琉球は#3並里のミドルシュートでスタート。序盤、島根は#8トラビスのインサイド、#4ケイがオフェンスリバウンドを押し込むも、琉球は#13エバンス、#14岸本などの得点で逆転する。中盤、島根は厳しいディフェンスで琉球の攻撃を止めると#2ビュフォードのミドルシュート、3Pシュートなどで逆転する。終盤、琉球は#30今村のミドルシュート、3Pシュートが決まるも島根は#2ビュフォードのミドルシュート、#8トラビスのバスケットカウントなどが決まり、36-38の2点リードで3Qへ。
【3Q】琉球53-58島根:ディフェンス強度を上げ、琉球の攻撃を抑え、わずかにリードを広げる。
琉球は#30今村のフローター、島根は#4ケイの3Pシュートでスタート。序盤、琉球は#30今村のミドルシュートが決まるも、島根は#2ビュフォードのミドルシュート、#28ウィリアムスのプットバックなどでリードを広げる。中盤、琉球は#3並里、#13エバンスが得点を決めるもディフェンスに苦しみ、得点が伸びない。一方、島根は#2ビュフォードのドライブ、#4ケイの3Pシュートでリードを広げる。終盤、琉球は#7ダーラムなどの得点でジワジワ点差を詰める。一方島根は、#14金丸のミドルシュート、#2ビュフォードのフリースローなどが決まり、53-58の5点リードで4Qへ。
【4Q】琉球72-70島根:最後まで勝利を目指し得点を取り続けるも、試合終了間際、琉球#13エバンスのブザービーターが決まり、敗戦に。
琉球は#30今村の3Pシュート、島根は#2ビュフォードのミドルシュートでスタート。序盤、島根は#2ビュフォードのミドルシュートが決まるも、琉球は#13エバンス、#2小寺のシュートで逆転する。中盤、琉球は#13エバンス、#7ダーラムの得点が決まるも、島根は#8トラビスが3Pシュートを決め、互角の展開に。終盤、琉球#30今村が3Pシュートを決めるも、島根は#28ウィリアムスのインサイド、#3安藤の3Pシュートで同点に追いつき、残り1分の攻防に。琉球は#7ダーラムがフリースローを決めるも、島根は#2ビュフォードがドライブで返す。しかし、琉球#13エバンスにブザービーターを決められ、72-70で惜しくも敗戦となった。
試合情報
日程:2022年5月22日(日)
時間:19:05 TIP OFF
場所:沖縄アリーナ
スコア
琉球ゴールデンキングス 72-70 島根スサノオマジック
1Q 17-18
2Q 19-20
3Q 17-20
4Q 19-12
ヘッドコーチ コメント
ポール・ヘナレヘッドコーチ
-ヘッドコーチから本日の総括-
こういった試合の後に言えることはありません。勝つためにここに来ましたが、今年琉球はとても好調で常に高いところでバスケットをして、さらにホームコートアドバンテージを取って、2勝できたというところ、本当に素晴らしいチームでこの先頑張っていただきたいと思います。私たちとしては、学ぶべきことを学んで、次のステップに進むというところだと思います。
-質問:質問:安藤選手のシュートもあり食い下がった部分もありますが、フリースローを外す場面もありました。4Qの戦い方はどう見ておられますか。-
こういった試合の後なので、クォーター毎などの細かいプレーについては、確認と整理ができていないのでなかなか答えることができませんが、間違いなく言えるのは琉球というフィジカルの強いチームに負けずに、最後までしっかり戦い切ってくれた選手たちに感謝を伝えたいと思います。
-質問:新しい挑戦となった今シーズンについて、感想があれば教えてください。-
学びの一年だったと思います。チームも選手もいろいろな人が初めてのことで、新しい体制の中で進んでこれたことは非常に良い経験となりました。今日のような結果を望んではいませんでしたが、この経験も含めて学びの一年だったと思います。この経験をとにかく次に活かすしかないと思っています。
-質問:これまで大きな都市のチームが勝ち進むことが多かった中で地方となる島根の躍進はリーグが活性化するきっかけになるのではないかと思いますが、コーチから見て、今回の躍進をどう思われますか。-
私たちの飛躍には会社の支えがありました。地方都市に価値を見い出して「スポーツ」や「エンターテインメント」で盛り上げて行くという考えがお互い合致していて、結果は残念でしが、スタートとしては非常に強いインパクトを残せたのではと思っています。さらに継続して、全国に轟かしていくということは意味がありますので、良いチャレンジをさせていただいていると思います。
-質問:昨日の敗戦から、今日のGAME2はどういうメンタリティで臨まれましたか。-
やってきたことはシーズンでやってきたことと同じです。自分たちで責任を持って反応していこうということで、間違いなくこれから2勝して決勝に行こうというメンタリティまで持ってこれたと思います。ただ、結果が出なかったということは十分じゃなかったということで、そこから学ぶことがあると思いますし、次に活かしていきたいと思います。
選手コメント
安藤誓哉選手
-質問:4Qは死闘になったと思いますが、振り返って感想をお願いします。-
あまり詳しくは振り返れないですが、かなりの気持ちと気持ちの勝負だったのではないかなと思います。
-質問:今シーズンを振り返っていかがでしたか。-
めちゃくちゃ悔しいですけど、後悔はないです。1年目で、チームとしてはチームビルディングを始めるところからで、怪我人もいる中でみんなで助け合って、何とか崩れずにここまで残れたというところで、1シーズンとしては充実していました。今日のような悔しい思いを4年間味わってきた琉球の覚悟をセミファイナルで感じました。
-質問:チャンピオンシップでのチームの成長について教えてください。-
勝負に対するチームの姿勢が感じられました。一人一人が多分感じていたと思いますし、「チャンピオンシップってどんな感じなんだろう」というワクワクだったり、不安だったりをモチベーションに変えて、一試合一試合、今日の試合でも成長していたと感じています。成長は、メンタルの部分が大きいかなと思います。
-質問:ビュフォード選手のパフォーマンスとメンタリティをどう感じたか教えてください。-
レギュラーシーズンの琉球戦4試合でビュフォード選手がボールハンドラーでしっかりやるという事が多かったので、ディフェンスで崩れないように何とかしがみついて、最後のチャンスで私たちが勝つということでしか、琉球には勝てないなと思っていました。今日がそれを一番実行できた試合だと思います。それもビュフォード選手が1対1で崩す力やメンタリティがないとできないことだったので、彼が本当に今日の試合は引っ張ってくれたと思います。
-質問:個人として今シーズンで成長できた部分はありますか。-
スタイルが変わって、新しいHCと新しいチームメイトとやる中で、ワンポゼッションの責任とか、優勝するためにポイントガードとして、キャプテンとして引っ張るという新しい環境と新しい経験を味わった充実したシーズンでした。