ROSTER'S MESSAGE
チャンピオンシップに向けた選手たちのメッセージ
クォーターファイナルA東京戦で勝利し、セミファイナルに進出した島根。GAME1、GAME2と両チームそれぞれのバスケットを展開し1勝1敗で迎えた運命のGAME3では、序盤から#3安藤がエナジー全開の攻撃で得点を挙げ島根に勢いをもたらした。その後、一進一退の攻防が続く中、会場のボルテージを最高潮に上げた3Q終盤の#8トラビスの3本連続の3Pシュートで一気に試合の流れを呼び込み、大きな勝利を掴んだ。#3安藤はセミファイナルをかけた大一番で20得点5アシストの活躍。さらに、10アシストで島根の攻撃を牽引した#2ビュフォード、#2テイラーに対し最後までプレッシャーをかけ続けた#15白濱などコートに出ている選手が自分の仕事を全うした結果の勝利だと言える。また、平日にも関わらず3,300人以上のファンが集まり、一体となった会場の応援は数字には表すことのできない選手へのアシストになったにちがいない。
セミファイナルの相手は念願のリーグ制覇を目指す琉球。秋田と戦ったクォーターファイナルでも強度の高いディフェンスでリーグ最高勝率の力を遺憾なく発揮した。厚い選手層を活かして40分間続く強度の高いディフェンスとインサイド、アウトサイドともにバランスの取れたオフェンスができる非常にクオリティの高いチームだ。ここ数年ファイナルまであと一歩のところで敗退しているだけに#3並里、#14岸本など、このセミファイナルにかける気持ちは強いはずだ。
セミファイナルのキープレーヤーは前回の対戦で欠場している#8トラビス。クォーターファイナルで見せた勝負強さを琉球戦でも発揮し、セミファイナルのヒーローとして名を挙げるか注目だ。
西地区1位、2位の対決となるセミファイナル。ワンポゼッションで流れが変わるチャンピオンシップだけに、両チームのベンチワークが勝敗を分ける。初のファイナルの切符を手に入れるのはどちらか。経験の琉球か、勢いの島根か。すべてのバスケットボールファンが注目する大一番がいよいよ始まる。
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チャンピオンシップトーナメント