島根スサノオマジックは4月29日（金）に松江市総合体育館で滋賀レイクスターズとホーム戦を戦い、最終スコア97-56で勝利となりました。

戦評

【1Q】島根25-13滋賀:#2ビュフォードの5本の3Pシュートで島根が勢いに乗り、大きくリードする。

島根は#2ビュフォードの3Pシュート、滋賀は#14柏倉のドライブでスタート。序盤、島根は#2ビュフォードが好調で3Pシュートを2本決める。一方島根のディフェンスが厳しく滋賀は#54オマラのインサイドでの得点のみに抑えられる。中盤、滋賀は#3澁田のフローター、#54オマラのインサイドが決まるも、島根は#15白濱のパスから#3安藤がバスケットカウントなどの得点でリードを広げる。終盤、島根#8トラビスがインサイドで得点を決め、さらに#2ビュフォードが1Qだけで5本の3Pシュートを決め、25-13の12点リードで2Qへ。

【2Q】島根51-24滋賀:前からのディフェンスで滋賀の攻撃のリズムを崩すと3Pシュートを軸に得点を積み上げる。

島根は#8トラビスのダンク、滋賀は#14柏倉の3Pシュートでスタート。序盤、島根は#13阿部の3Pシュート、#15白濱の鋭いドライブからバスケットカウントが決まり、リードを広げる。一方滋賀は、島根の強度の高いディフェンスで得点がなかなか決まらない。中盤、滋賀は#23ガドソンが連続得点を上げるも島根は前からのディフェンスプレッシャーで攻撃を抑えると、#4ケイ、#2ビュフォード、#13阿部の3Pシュートでさらにリードを広げる。終盤、滋賀は#54オマラがインサイドでバスケットカウントを決めるも得点が伸びず、51-24の27点リードで3Qへ。

【3Q】島根74-38滋賀:早いリズムで攻撃を仕掛け#15白濱、#8トラビスが躍動し、さらにリードを広げる。

島根は#2ビュフォード、#28ウィリアムスが連続でオフェンスリバウンドからのタップで得点を決め、滋賀がタイムアウトを取る。タイムアウト明け、滋賀は#15ラベナが連続で得点を決める。中盤、滋賀は#23ガドソンがバスケットカウントなどで攻撃を牽引するも、島根は早いリズムで攻撃をしかけ、#15白濱がドライブ、3Pシュート、#28ウィリアムス、#2ビュフォードの得点でさらにリードを広げる。終盤、島根は#8トラビスのフリースロー、難しい体勢からのブザービーターの3Pシュートが決まり、74-38の36点リードで4Qへ。

【4Q】島根97-56滋賀:ベンチメンバーが攻守で躍動し、さらに得点を伸ばし見事勝利に。

島根は#8トラビスのバスケットカウント、ダンクの連続得点でスタート。序盤、滋賀は#23ガドソンが3Pシュートを決めるも、島根は#3安藤のフリースロー、#1後藤の3Pシュートでリードを広げる。中盤、滋賀は#54オマラがフリースローを決めるも、島根は#5山下の3Pシュート、#1後藤のドライブ、#22小阪のインサイドでさらにリードを広げる。終盤、滋賀#16野本、#9小澤などが得点を決めるも、島根は#22小阪のドライブ、#1後藤の3Pシュートが決まり、97-56で見事勝利となった。

試合情報

日程：2022年4月29日（金）
時間：18:05 TIP OFF
場所：松江市総合体育館

スコア

島根スサノオマジック　97-56　滋賀レイクスターズ

1Q 25-13
2Q 26-11
3Q 23-14
4Q 23-18

ヘッドコーチ コメント

ポール・ヘナレヘッドコーチ

-ヘッドコーチから本日の総括-

全体を通して、素晴らしい出来だったと思います。出だし、中盤、終わり方、全てを含めて安定して持っている力を発揮するということを目指していて、それが近いカタチで出来たと思います。特に12人全員がしっかりやるべきことをまっとうできた素晴らしいゲームだったと思います。

-質問：滋賀の得点が全Qで10点台と、ディフェンス面でいかがでしたでしょうか。-

滋賀戦に向けて対策を練って、それをチームがしっかり遂行出来たこと、穴が出来てもチームでカバーしたりと最後まで遂行出来たことで手応えがあったと思います。 明日に向けて、修正もして、明日もしっかり40分間やり切れるかどうかを試されていて、それを証明できるチャンスだと思いますので、ディフェンスの質を落とさず、やり切りたいと思います。

-質問：大差での勝利の後の明日の試合で気をつけることは？-

今日よりも良くなるかどうかというところで、試合後に締め直しましたが、今日の結果は良い方向に向かっているという信号ではありますが、今日も完璧ではなかったので、さらに上に近づけるためにより良い方面に上げれるかが、明日の試合で重要になると思います。

-質問：トラビス選手の復帰で良くなるところは。-

個人的に努力している姿を見ていましたので、コートに立っているだけで嬉しく思いますし、素晴らしいと思います。チームとしては、怪我をする前もMVP級の活躍をしてきていた選手なので、攻守に大きなインパクトを与えてくれていると思います。今はベストな状態に戻すためにステップを踏んでいて、チームの状況に合わせてしっかりアジャストしてくれているので、大事な舞台に向け、トラビス選手を含めたメンバーでビルドアップできるという可能性の広がりを感じているところです。

選手コメント

リード・トラビス選手

-質問:復帰しましたが、怪我をする前までには戻っていないと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。-

1試合ずつ、良くはなってきているので手応えは感じていて、シーズンの残り試合で怪我をする前の状態まで戻せるように努力して行きたいです。ただ、感触は良くなってきていると思います。

-質問：チャンピオンシップに向けて、頑張りたいことは。-

チームがどれだけ成長していけるかが重要だと思います。対戦相手も決まっていない中で、これから数週間で自分たちが追求してきたことをどこまで実現できるか、チームとしてどれだけ成長できるかが非常に大切だと思っています。

-質問：リハビリ期間中、どういう気持ちでおられましたか？また、復帰したらどういうカタチで貢献したいと思っていましたか。-

長い間試合に出られないのはフラストレーションが溜まりますのでポジティブでいることを心がけました。チームメイトやコーチが献身的にリハビリやワークアウトに付き合ってくれて、ポジティブに戦おうと声をかけてくれたことが助かりました。コーチからも大事な時期に一番必要だからと伝えてもらっていたので、試合にポジティブに入れたことが復帰後のプレーに繋がっていると思います。

後藤翔平選手

-質問：今シーズン最多のお客さんが来てくれた中での試合はいかがでしたでしょうか。-

たくさんの方が来場してくれた中でレギュラーシーズンも残り3試合、ホームでの開催はラストになるのでみんな気合が入っていて、私も出場したらやれるようにと準備してきたので今日は良かったです。

-質問：得点ではシーズンハイだったと思いますが、残り試合、プレーオフとありますがご自身がやるべきことはどんなことでしょうか。-

今の現状として、接戦の状況の中で出場することが出来ていないので、スタートメンバーを休ませれる時間の中で、自分の出来ることを発揮することと、プレーオフではベンチからの声がけなど、自分のできることをやって行きたいなと思います。出場できれば、ワンプレーでもガツンとできればと思っています。

-質問:5シーズン在籍して、いろいろなことがあったと思いますが、チャンピオンシップ出場について、どのように思われますか。-

僕自身、昇格や降格のプレーオフには出たことはありましたが、今シーズン優勝を争うチャンピオンシップに出られるということで僕自身ワクワクしていますし、チームとしても初めてなので、挑戦になるのでやっぱり経験がある安藤選手もいるのでしっかり付いていって、一緒に戦いたいなと思います。

-質問:プロ生活の中で優勝を目指してやってこられたと思いますが、こうして現実となってどのように思われますか。-

毎年、プロ選手として優勝を目指して戦っていましたが、こうしていざチャンスという舞台が目の前にくると緊張しますが、安藤選手が引っ張ってくれると思うので、優勝を目指してしっかり戦っていきたいと思います。

-質問:チャンピオンシップに向けて、チームで高めて行こうとしていることは何でしょうか。-

チームの課題として得点力のある選手とそうでない選手と分かれてしまっているので、全員で攻めるというバスケットで空いたら打つということを全員でやっていかないとチャンピオンシップは非常にタフな戦いになるので、経験したことがある選手も自信があるチームが勝つと言っていたので、チーム全員が自信を持ってプレーするということがチームの課題になっていると思います。

-質問:4Qに小阪選手、山下選手、後藤選手が3Pシュートを狙っていったのは、そういうことだったのでしょうか。-

そうですね、僕ら自身、プロ選手ですし、試合にでればいつでもやれるように準備をしてきているので、HCにも試合後に良かったと言ってもらえたので、ここまで練習をしてきて良かったなと思っています。

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