島根スサノオマジックは4月27日（水）に松江市総合体育館で富山グラウジーズとホーム戦を戦い、最終スコア87-80で勝利となりました。

戦評

【1Q】島根18-18富山：互いに強度の高いディフェンスで互いに譲らず。

島根は#3安藤のフローター、富山は#32スミスのバスケットカウントでスタート。序盤、島根は#3安藤が3Pシュートを決めるも、富山の#32スミス、#5ジョンソンにインサイドを押し込まれ、リードを許す。中盤、お互いディフェンスを強め、得点が入らない。終盤、富山#0小野、#33晴山の得点を決めるも、島根は#13阿部がインサイドの得点、さらにスティールから3Pシュートを決め、18-18の同点で2Qへ。

【2Q】島根33-40富山:ターンオーバーなど島根のミスが目立ち、得点が伸び悩みリードを許す。

富山は#11宇都のフリースロー、島根は#28ウィリアムスのインサイドでスタート。序盤、島根はターンオーバーなどミスが目立ち得点がなかなか決まらない。一方富山は#11宇都が連続得点でリードする。中盤、富山は#34スミス、#32マブンガ、#11宇都が得点を決める。一方島根は#13阿部が3Pシュートを決めるも、ターンオーバーが多く、なかなか得点が伸びない。終盤、島根は#3安藤の3Pシュート、#2ビュフォードが得点を上げるも富山の#16松井、#5ジョンソンの得点が決まりリードを広げる。残り1分、島根は#4ケイがインサイドで得点を決めるも富山も#5ジョンソンが得点を返し、33-40の7点ビハインドで3Qへ。

【3Q】島根65-62富山:BUZZSAW炸裂。序盤、富山のドライブに苦しむも強度の高いディフェンスから一気に得点を積み上げ、逆転に。

島根は#2ビュフォードのミドルシュート、富山は#5ジョンソンの得点でスタート。序盤、島根は#2ビュフォードが個人技で得点を上げるも、富山の#5ジョンソン、#24ラモスのドライブが決まり、点差を離される。中盤、島根は#14金丸、#2ビュフォードの3Pシュートが決まるも、富山も#24ラモスがドライブを決め、なかなか点差が詰まらない。終盤、島根は#3安藤の3Pシュートを皮切りに、#28ウィリアムス、#2ビュフォードが得点を決めると#3安藤の3Pシュートで一気に逆転へ。一方、富山も#32マブンガが3Pシュートを決め同点にする。残り1分、島根は#8トラビスが復帰後初得点となる3Pシュートを決め、65-62の3点リードで4Qへ。

【4Q】島根87-80富山:好調な#13阿部が良いところで得点を決め流れをつくり、接戦を制し見事勝ちきる。

島根は#28ウィリアムス、富山は#34スミス、共にインサイドでスタート。序盤、島根は#4ケイのインサイド、#13阿部の得点でリードを広げる。一方富山は#34スミス、#24ラモスが得点を決め、追いかける。中盤、島根は#13阿部が攻撃を牽引、空いたスペースうまく使い、ミドルシュート、3Pシュートを決め、リードを広げオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、島根はオフェンスリバウンドをつなぐと、#8トラビスが3Pシュートを決め、リードを広げる。終盤、富山は宇都が連続で得点を決め追い上げる。終盤、島根は#28ウィリアムスのインサイド、さらに#8トラビスがスティールから得たファールでフリースローを決め、さらに、#28ウィリアイムスがバスケットカウントを決め、突き放す。残り1分、富山は#16松井が3Pシュートを決めるも、島根は#28ウィリアムス、#2ビュフォードがフリースローを決め、87-80で見事勝利となった。

試合情報

日程：2022年4月27日（水）
時間：19:35 TIP OFF
場所：松江市総合体育館

スコア

島根スサノオマジック　87-80　富山グラウジーズ

1Q 18-18
2Q 15-22
3Q 32-22
4Q 22-18

ヘッドコーチ コメント

ポール・ヘナレヘッドコーチ

-ヘッドコーチから本日の総括-

前半、スローな出だしになってしまって、全体的にパフォーマンスも良くなかったですが、後半、踏ん張り直して本来のエナジーを取り戻して、しっかり結果も出せて、良かったと思います。

-質問：今日の試合、トラビス選手が復帰して、どう思われたかというのと、現在の状態はどんな具合でしょうか。-

彼にとって非常につらい期間だったと思います。長い期間を治療やコンディション作りに費やしてきて、大変だったと思います、復帰したときのために、リハビリやワークアウトをコツコツやってきて、今日の試合に入った瞬間からすぐにその成果を発揮してくれて、本当に素晴らしいと思います。これから、コンディションを見ながら、どのくらいプレーするか探りながらになりますが、まずはしっかりプレー出来ることを証明してくれたのは素晴らしいことだと思います。

選手コメント

阿部 諒選手

-質問:3Pシュート3本とオフェンス面での今日の出来はいかがでしたか?-

まわりに3Pシュートの確率が高い選手がいる中で、相手はその選手たちに打たせたくないというのが伝わってきたので、そこで躊躇するとチームのオフェンスのリズムが悪くなるので、気持ちを強く持って打って3本入ったのですが、もっと決めることが出来たと思うので、そこが課題だと思います。

-質問:1Qブザービータを決めた場面はどんな気持ちでしたか。-

時計を見る余裕があったので気分的にリラックスして打てたかなと思いますし、あの3Pシュートで乗ることができたかなと思います。

-質問:トラビス選手と久々にプレーしてどうでしたか?-

頼もしいの一言に尽きます。彼自信が試合前に迷惑をかけたと言っていて、その想いが伝わってきて楽しかったのと頼もしかったです。 

-質問:トラビス選手の復帰でチームのタイムシェアもできて良かったですね。-

ケイ選手、ウィリアムス選手、ビュフォード選手の負担が減らせて良かったです。

-質問:17得点のキャリアハイを記録して、ルーキーシーズンから振り返って、ここまでの成長の道はどうでしたか。-

自分が思い描いた成長度合いではないですが、一つ一つステップアップしてこれたかなと思います。苦しいことも多いですが、その分、楽しいこともありました。 昨シーズンまでなら、オープンなシュートを外して、苛立っていたのですが、今シーズンは次々と思えているので、成長できたかなと思います。

-質問:今日、数字として結果が出ていかがですか。-

僕自身、嬉しいですけど、求められているのがエナジーあるディフェンスや走りだったりするのと、HCにディフェンスでインパクトを残せる選手なって欲しいと言われているので、そういった役割で活躍できた方が嬉しいので、もう一段階成長できるところはそういう部分なので、そこをフォーカスして行きたいと思います。

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