【ホーム】4月9日(土)広島戦 試合結果
島根スサノオマジックは4月9日(土)に鳥取県民体育館で広島ドラゴンフライズとホーム戦を戦い、最終スコア89-67で勝利となりました。また、チーム記録となる9連勝を飾りました。
戦評
【1Q】島根24-14広島:序盤からハードなディフェンスでリズムを作り、大きくリードを広げる
島根は#3安藤の3Pシュート、広島は#10ジャクソンのインサイドでスタート。序盤から島根は強度の高いディフェンスでフリーな場面をつくらず広島の得点を押さえると#2ビュフォード、#4ケイ、#28ウィリアムスと中外のバランス良く得点を取り、リードを広げる。中盤、広島は#10ジャクソンのオフェンスリバウンドからリズムを作り、点差を詰める。一方島根は、#4ケイが3Pシュートとドライブで攻撃を牽引、さらに#14金丸の3Pシュート、#28ウィリアムスのインサイドと続きリードを広げる。終盤、島根はディフェンスプレッシャーを上げ、広島の攻撃を抑えると#14金丸がブザービーターでシュートを決め、24-14の10点リードで2Qへ。
【2Q】島根45-24広島:10分間通してのハードなディフェンスとテンポの早いオフェンスでリードをさらに広げる。
序盤から両チーム共に激しいディフェンスをしかけ、互いにシュートが入らない中、島根#2ビュフォードがドライブから得点を上げる。その後、広島#0寺島がドライブで得点を取るも、島根#2ビュフォードがミドルシュート、ドライブからのバスケットカウントで寄せ付けない。中盤、広島は#1ケネディが3Pシュートを決めるも島根のディフェンス強度が落ちず、攻撃が続かない。一方島根は、#3安藤が3Pシュートを連続で決め、リードを広げる。終盤、島根はターンオーバーから一気に攻撃のテンポを上げると#28ウィリアムス、#4ケイの速攻が決まり、さらに終了間際#2ビュフォードが3Pシュートを決め、45-24の21点リードで3Qへ。
【3Q】島根60-44広島:流れが広島に傾き、点差を詰められるも終盤、#2ビュフォードの活躍で寄せ付けない。
広島は#3辻、#24メイヨのフリースローでスタート。序盤、島根は広島のディフェンスに苦しみシュートが入らないところ#4ケイがインサイドで得点を上げると#3安藤がミドルシュートを決める。中盤、広島は#24メイヨが攻撃を牽引し、インサイド、3Pシュートと連続で得点を決め、さらに#3辻の3Pシュート、#8エチェニケの得点で点差を詰める。一方島根は、#4ケイの3Pシュート、#2ビュフォードのドライブで流れを渡さない。終盤、広島のディフェンスが機能し、島根の攻撃を止めるとフリースローと#0寺島の速攻で点差を詰める。一方島根は#3安藤、#3ビュフォードのフリースローが決まり、60-44の16点リードで4Qへ。
【4Q】島根89-67広島:復帰した金丸がオフェンスを牽引、3Pシュート、ドライブと多彩な攻撃で試合を決定づける。
広島は#10ジャクソンのダンク、島根は#4ケイのバスケットカウントからスタート。序盤、広島#24メイヨがインサイドで得点を上げるも島根#14金丸の3Pシュート、#2ビュフォードのドライブが決まり、さらに#14金丸の3Pシュートのバスケットカウントが決まり点差を突き放す。中盤、広島は#3辻の3Pシュート、#10ジャクソンのインサイドが決まるも、島根は#14金丸がフリースロー、ドライブと攻撃を牽引し、リードを広げる。終盤、広島は#3辻のバスケットカウント、#4青木のミドルシュートを返すも、島根は#14金丸がミドルシュートを決め試合を決定づけ、残り時間を逃げ切り、89-67で勝利を飾った。
試合情報
日程:2022年4月9日(土)
時間:18:35 TIP OFF
場所:鳥取県民体育館
スコア
島根スサノオマジック 89-67 広島ドラゴンフライズ
1Q 24-14
2Q 21-10
3Q 15-20
4Q 29-23
ヘッドコーチ コメント
ポール・ヘナレヘッドコーチ
-ヘッドコーチから本日の総括-
全体を通して、エナジーを持って戦うことができて、目的としていたオフェンスもディフェンスもできたので良かったです。オフェンスリバウンドや3Qの入りでは苦しむ場面もありましたが、チームとして修正して対応することができて素晴らしい勝ち方ができたと思います。
-質問:金丸選手が復帰して出場することで、欠場していた時と何が変わるのでしょうか。-
金丸選手が抜けた大きな穴は大きかったですがを各選手がステップアップして、チームをつくり上げてくれました。特に白濱選手はスターターとしてするべきことをしっかり遂行してくれてチームレベルが上がったこと、同時にウィリアムス選手も意識の高さなどでステップアップしてくれたことは大きかったと思います。 金丸選手が帰ってきてくれて、徐々にアジャストして活躍できるスポットを見つけて攻撃の幅を広げてくれ、しっかり仕事をしてくれるようになったことは素晴らしいことだと思います。
-質問:攻撃の幅を広げてくれるというのは?-
攻撃のバリエーションが増えるということもですが、リーグでもトップクラスのスコアラーの金丸選手が後から出てくると言うのは、チームにとって勢いづけてくれるというのと、相手チームにとって脅威になっているので、今後、金丸選手の効果的な起用方法を考えていきたいと思います。
-質問:前節の三河戦の勝ちの意味は-
勝ち方の内容がチームとして一つのまとまった試合だったので、非常に大きな意味を持つ経験をすることができたと思います。あのゲームを乗り越えた経験で自信がつき、もう一つレベルが上がったと思いますので、今後チャンピオンシップなどでの試合で活かすことができれば理想的だと思います。
選手コメント
金丸晃輔選手
-質問:今日の活躍を見ると、金丸選手の完全復活と思いましたが、ご自身としてどのくらいまで復活しておられるイメージでしょうか。-
まだ万全ではないです。7割くらいかなと思います。身体が冷えたり、試合後に痛みが出てきたりもするので、まだまだかなと思っています。
-質問:今日の活躍についてはいかがでしょうか。-
徐々に復活していく過程で良い手応えがあったと思います。
3Pシュートタッチが合わなかったですが、ネガティブな気持ちに打ち勝って後半も打ち続けることができたことが良かったと思います。
-質問:普段と違うユニフォームを着ていかがでしたでしょうか。-
黄緑のユニフォームが僕自身初めてで、写真撮影で試着したときに不安になってたのですが、似合ってましたか?(記者:似合ってました)それなら良かったです。
-質問:チャンピオンシップが見えてきて、どんな思いでしょうか。-
チームとして初めてのチャンピオンシップ、僕たち選手もファンの方もはじめてになると思いますが、チャンピオンシップはレギュラーシーズンと会場の雰囲気だったり全く違い、ディフェンスの強度もものすごく上がるので、そういう意味でもチャンピオンシップに向けて、残りの試合で強度を高めていかないといけないと思っています。
-質問:前節の三河戦の感想を教えてください。-
久々のウィングアリーナ刈谷での試合は懐かしくて、僕自身も楽しめました。ビハインドの時間が長くて、しんどい時間もありましたが、僕自身のミスを3Pシュートで取り戻すことができて、さらにあのような勝ち方ができたのはチームにとっても大きな意味を持った試合だったと思います。