【ホーム戦】11月14日(日)東京戦 試合結果
島根スサノオマジックは11月14日(日)に松江市総合体育館でアルバルク東京とのホーム戦を戦い、最終スコア61-64で敗戦となりました。
戦評
第1Q 島根は#14金丸のレイアップ、#3安藤の3Pシュート、A東京は#53カークのリバウンドショットからでスタート。島根は、序盤から攻撃全開でオフェンスリバウンドから#13阿部がミドルシュート、#8トラビスのダンクと点差を広げA東京が早々にタイムアウトを取る。 タイムアウト明けもリズムは島根。#8トラビスがオフェンスリバウンドからバスケットカウントを決める。一方A東京も#53カークのインサイドでようやく得点が動く。島根はミスが続き苦しい状況だったが、#15白濱のジャンプショット、#3安藤の3Pシュートとフリースローで加点し、一気に点差を広げる。その後、A東京は#22ロシターのドライブで加点するが、その後のシュートがなかなか入らず、#22ロシターのフリースローの追加点にとどまる。島根もA東京の厳しいディフェンスに会い双方得点が動かない。膠着状態を破ったのは、島根の#8トラビス、速攻からのダンクを決める。一方、A東京も早い展開から#1小島がフリースローを獲得し確実に決め、さらに3Pシュートと点差を縮め、21-13の8点リードで第2Qへ。
第2Q A東京は#24田中のジャンプシュート、島根は#8トラビスのフックショットでスタート。A東京はピック&ロールから#9安藤がミドルシュートといい形での得点が続く。ここで、島根はタイムアウト。タイムアウト明け、島根のリズムがよくなり、#4ケイのオフェンスリバウンドから#14金丸が3Pシュートを決め会場が沸き、さらに#13阿部から#8トラビスのアリウープも決まり、さらにヒートアップ。そんな中、A東京は冷静にバスケを進めて#11サイズ、#24田中がジャンプショットを決め、さらに#24田中が速攻からのレイアップと点差をじわじわと縮め、オフィシャルタイムアウトへ。 タイムアウト明け、ともにわずかにシュートがズレなかなか得点が入らない。A東京はオフェンスリバウンドからの#11サイズ、#53カークのインサイドで加点、島根は#8トラビスのインサイドで加点と互いに我慢のバスケが続く。終盤、A東京が#53カークのジャンプショットが決まり逆転。即座に島根が#3安藤がドライブを仕掛けフリースローを獲得、さらに#4ケイのドライブと続き再逆転。一方、A東京は#53カークがファールをもらいフリースローを確実に決め、34ー33の1点リードで後半へ。
第3Q A東京は#24田中のフリースロー、島根は#3安藤の3Pシュートでスタート。島根はインサイドに厳しいディフェンスを引くが#22ロシターがドライブからフリースローを獲得。一方島根は#14金丸が積極的にドライブし、フリースローを獲得しこちらも譲らない。 序盤は島根の#4ケイが活躍、好ディフェンスとインサイドでの得点で点差をひろげる。一方A東京は好調のオフェンスリバウンドから#53カークがバスケットカウントを決めるが、すぐさま島根の#8トラビスが3Pシュートで返す。ここからともにディフェンスが機能し停滞した時間が続く。ここでA東京#1小島が3Pシュートを決めるがすぐさま島根#3安藤がバスケットカウントで返し、A東京#75小酒部がジャンプショット決めると、島根#4ケイもジャンプショット決め、一進一退の攻防が続き、島根がタイムアウト。タイムアウト明け、A東京#22ロシターのフリースローが決まるが、すぐさま島根#8トラビスがインサイドで得点、A東京#22ロシターが個人技で得点すると#8トラビスが3Pシュートを決め、互いに譲らない。ここでA東京#22サイズがオフェンスリバウンドから得点。直後、島根は安藤がドライブからファールをもらうも2本外し、54-50の4点リードで最終Qへ。
第4Q A東京はピック&ロールからの#53サイズのジャンプショット、続けて#24田中の連続ジャンプショットと得意な形で逆転。ここで島根は#4ケイが踏ん張りフックシュートを決める。このクォーターにポイントガードに入ったA東京#24田中と島根#3安藤が互いに試合をコントロールするが厳しいディフェンスを崩せず、得点が入らない時間が続く。残り5分A東京#24田中がジャンプショットを決め、逆転してオフィシャルタイムアウトへ。タイムアウト明け、島根#14金丸の3Pシュートが決まり、島根が逆転。緊迫した展開に会場のボルテージも上がるなか、ここで島根#3安藤がドライブでさらに加点。残り1分の攻防に入っていく。互いに攻撃するも厳しいディフェンスでシュートがわずかにズレ、得点が入らない。そんな中、A東京#9安藤のドライブからのダンクで1点差に。ここで島根はタイムアウトを取る。島根が残り19.5秒のオフェンスのスローインをA東京がカットしA東京ボールに。ここでピック&ロールからA東京#11サイズがジャンプシュートを決め、逆転へ。残り8.4秒、島根が攻撃するがA東京の小酒部のディフェンスからボールを失い、A東京が速攻をしかけ、最後は#11サイズのフットバックダンクで得点を追加、島根は惜しくも3点差で敗戦となった。
試合情報
日程:2021年11月14日(日)
時間:13:35 TIP OFF
場所:松江市総合体育館
スコア
島根スサノオマジック61-64アルバルク東京
1Q 21-13
2Q 13-20
3Q 20-17
4Q 7-14
ヘッドコーチ コメント
ポール・ヘナレヘッドコーチ
-ヘッドコーチから本日の総括-
最後まで非常に激しい戦いだったと思います。ここまで1週間本当にタフな状況でけが人もいるそういう状況の中でしっかり準備して臨もうという中で、最後のところで勝ちを得ることはできなかったですが、ここまで1週間を乗り越えてくれた選手は非常によくやってくれたと思います。ただ、今の段階で一番の課題はけが人が多いのでチームの健康状態をしっかり直して次の準備をして臨んでいきたいなと思います。
-今日の得点と失点はどう思われますか?-
我々が何点でも、相手が何点でも、とにかく相手より1点でも多く取ることがすべてだと思います。今回はディフェンスのところに重きをおいていたので、そこを遂行できたことにはチームにご褒美を上げたいと思います。
-東京に対してディフェンス面が機能していたと思いますが、何か変えられたことはありますか?-
選手がやろうと決めたことをしっかりやり切ってくれたことが一番の要因だと思います。今後、良いチームになるにはオフェンス、ディフェンスのバランスが重要となりますので、ディフェンスのさらなる精度の向上を目指して、チームの成長を図っていきたいと思います。
-安藤選手へのディフェンスが激しかったように思いますが、いかがでしたでしょうか?-
厳しいチーム状況でプレータイムが多い中、さらに鼻の負傷がある中で、非常にタフに戦ってくれて、さらにコントロールしてくれて非常に頑張ってくれて、今日もチームを引っ張ってくれたと思います。
-今週末のロースコアゲームについてはどう思いますか?-
東京が素晴らしいチームで、こういう素晴らしいチームと戦う場合は、どうしてもこういう展開になってしまうと思います。
選手 コメント
金丸 晃輔選手
-今シーズンをここまで振り返ってどうですか?-
個人としてはチームには徐々に慣れてきてはいるんですが、ディフェンスファーストなチームなので、体に大きな負担がくる中でどうやってオフェンスを繰り出すかということに体がアジャストできていなくて、まだそこには時間がかかるのかなと思います。
-安藤選手との連携について、ここまでいかがですか?-
安藤選手も攻める方のポイントガードなので、攻めやすいスペースを作るように心がけています。連携という点ではどっちも守ることは難しいと思うので、どちらかにマークを分散させるように意識はしています。
-アジャストできてない部分はどんなところですか?-
私にとってアジャストはコンディションの部分が大きいので、どれだけ試合に向けて自分の体を調整していくかになってきます。常に疲労を抱えている状態で試合を迎えると今週の2試合のような状態になるので、そこをどうにか疲労を抜きながらやって行かないといけないのですが、島根での試合に向かうルーティンなどができていない状態です。
-チームとして上位を目指す上でチームとして必要なことは?-
今日みたいに上位チームとやる時は絶対にディフェンスゲームになり、いつもやってるようなプレーはできないので、そういう時に何をするのか、ディフェンスはハードにオフェンスはスマートにプレーをするというのをチームとして遂行して行かないといけないかなと思います。
-中断時期は何をされますか?-
体のメンテナンスに注力したいです。
-ディフェンスが強いチームと戦うときは、どんな事を意識されますか?-
ディフェンスとリバウンドに注力しています。私の場合は特にタイトにつかれるので、味方を活かすための動きをするようにしています。