【2021-22SEASONプレシーズンマッチ】9/16AWAY広島戦 試合結果
9月16日(木)2021-22シーズン プレシーズンマッチが広島県福山市にあるエフピコアリーナふくやまで行われた。
第1Q オープニングショットは#3安藤の3P、広島の初得点は広島#14辻の2Pと共に新加入の二人の得点から始まった。ともに激しいディフェンスを仕掛ける中、序盤島根の3Pが決まりリードするも、後半は広島のインサイドと3Pが高い確率で決まり、島根が3点ビハインド。
第2Q 島根のフロントコート陣のファールトラブルもあり、広島が高さを活かした攻撃で徐々にリードを広げる。#14金丸、#3安藤の3P、#4ケイのインサイドのディフェンス、#7ビフォードのバスケットカウント2本と一時6点差と食い下がるも広島の激しいディフェンスで攻撃が少し単調になり、広島がリードを広げ、14点差で前半を折り返す。
第3Q 広島が#4青木の3Pやバスケットカウントで流れをつかみかけたが、前からプレッシャーをかけ、ディフェンス強度を高めることで島根が攻勢に出る。#8トラビスの2連続ダンク、シュートブロック、オフェンスリバウンドからの得点、#14金丸へのバックドアパスと攻守にわたる活躍で一気に得点を縮める。終盤、#1ケネディの3Pが決まるも直後に#7ビフォードの3Pで即座に応戦。島根の1点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Q #15白濱のレイアップ、3Pが決まるも、互いにわずかにシュートがズレ、なかなか得点が動かない展開で残り6分まではシーソーゲームに。広島#3辻のフック、#8エチェニケのバスケットカウントで逆転、広島が流れを掴むかと思った直後、#14金丸の3Pバスケットカウントで4点、さらに体制を崩しながらも3Pと一気に7点を稼ぎ、4点リードでオフィシャルタイムアウトへ。
オフィシャルタイムアウト明け、広島の連続得点で逆転されるも、残り3分、ここで#3安藤が3P2本を含む9得点と一気に試合を決め、最後は93-83と10点差をつけて見事勝利を飾った。
試合情報
日程:2021年9月16日(木)
時間:14:00 TIP OFF
場所:エフピコアリーナふくやま
スコア
島根スサノオマジック93-83広島ドラゴンフライズ
1Q 23-26
2Q 13-24
3Q 28-15
4Q 29-18
ヘッドコーチ コメント
ポール・ヘナレ ヘッドコーチ
- ヘッドコーチから本日の総括 -
チームとして準備できたのが10日前後の短い時間の中で、チームとしてできることをどこまで出せるかを図る上で大きな意味のある試合でした。その中で、ファールトラブルもあり、想定していないラインナップやこれまでしていないチャレンジなどもありましたが、チームのまとまり具合や完成度はそこまで悪くなく、戦う姿勢などしっかり見れたので結果問わず手ごたえを感じることができたと思います。
- 終盤の追い上げもありましたが、新加入選手をふくめ、いかがでしたでしょうか -
白濱選手、阿部選手の献身的なディフェンスからチームをけん引してくれたことに手ごたえを感じています。もちろん新加入の選手は素晴らしいのは間違いないですが、チームコンセプトの元、どのように良さを引き出していけるか、まだまだ手探りの段階なので、チームとしてお互いを知っていくことでさらに良くなっていくと考えています。
- 今のチームの状態をパーセントで表すとどれくらいですか? -
どの時点、どのくらいが100%かといわれると評価が難しいですが、チームには、日々、最新バージョンであること、少しでも成長していくことが大切と伝えている。昨日よりも今日、今日よりも明日、最新バージョンとして成長できていれば、100%につながっていくので、そこを意識しているところです。
- 同じ西地区でレギュラーシーズンでも戦う広島の印象は -
この夏に大きくラインナップが変わり、今日はコンディション不良などで出場していない選手もいる中で戦ってみて、エチェニケ選手、ジャクソン選手など強い選手が揃っていて、島根にとって脅威になるチームなのは間違いないと思いました。
選手 コメント
金丸 晃輔選手
- 試合を振り返っていかがでしたでしょうか? -
まだ合流して時間が経っていないので、チームケミストリーとかチームがやりたいことなど、全然完成されていないので最初はかみ合わない部分があってビハインドで終わってしまったけど、後半ディフェンスから入ってよくカムバックしたことは、チームにとってプラスになったことでした。ディフェンスに関しては一番は取り組む姿勢が大事だと思っているのでディフェンスがうまく行くと自然とオフェンスもうまく行くと思うので、後半、素晴らしいパフォーマンスができたかなと思います。
- 合流して短い時間だと思いますが、チームとしてフィットするために工夫したことはありますか? -
自分のフォーメーションをほとんど取り入れてない状態でチームの土台づくりをやっている中で、自分がどうやって生きるかを考えるとシュートを積極的に打つこと、そこを期待されていると思うので、空いたら打つというスタイルを変えずに積極的にシュートを打っていきたいと思います。
- 最初の試合で積極的打つことができていたと思うが、どうだったでしょうか。 -
移籍をすると元々あるチームのスタイルに合わせようとして消極的になってしまうことがあるので、そうならないように、大事な時に決めるためにもタイミングがあっていなくても、強気で打って行きたいと思います。
安藤 誓哉選手
- 今日の試合を振り返って -
ディフェンスの部分でハードのプレイすることを心がけていて、どれだけコミュニケーションを取れるかというのが課題の中で後半は相手チームの大きな選手が相手でも全員でしっかりリバウンドも取れていて良かったです。最後のハードなディフェンスは試合の中でもレベルアップを感じられました。
開幕戦までに完璧に仕上げることは難しいので、自分たちのできる最大限の準備をして、なおかつシーズン1試合1試合で成長できるチームになることが自分としては大きな目標になっています。
- 金丸選手との連携は今日の試合ではどうでしたか? -
なかなか連携がうまくできていない中で、金丸選手の決めるところで決める力はやっぱりすごいなと思いました。お互い移籍してきた中で徐々にフィットしていき、阿吽の呼吸でプレイできるようになれば、1勝につながっていくと思います。