2020-21シーズン終了のご報告と御礼
昨日の新潟アルビレックスBBとの試合をもちまして、島根スサノオマジックの2020-21シーズン全日程を28勝32敗のB1西地区5位という過去最高成績で終えることができました。
これもひとえに、ファンの皆様、パートナー企業の皆様、行政関係の皆様をはじめ日頃より弊クラブをお支えいただいている全ての皆様のお陰様であると、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
今シーズン、新型コロナの国内感染の拡大は様々な面でクラブ運営に大きく影響を与えました。
試合会場におきましては、50%の入場制限や、検温・消毒、飲食物の一部販売停止、ソーシャルディスタンスの確保・規制退館など、ご来場の皆様には様々なご協力を頂戴し、またご不便もおかけいたしました。さらに、ファンの皆様や地域の皆様との交流も同様の事情により限定させていただきました。その結果、ご来場者様やクラブから一人の感染者を出すこともなく西地区所属チームで唯一、全60試合を戦うことができましたが、一方で充分な交流活動ができませんでしたことを心よりお詫び申し上げます。
今シーズンは開幕当初より、チーム力の強化に手応えを感じておりました。また、年明けから予定しておりました大型LEDビジョンによる演出向上と強豪チームとの対戦により、終盤に向けて尻上がりにファンの皆様にお楽しみいただくことのできるシーズンにしたいと考えておりました。
一方で、想定外に負傷選手が相次いだことによる12月の連敗は、今シーズン最大の難所でありチーム崩壊の危機でもありました。今、振り返りますと、その中でも河合ヘッドコーチ代行を中心にチームの結束を固めたこと、そして何よりも、連敗にあっても絶大なるご声援をお送り続けていただいたファンの皆様と心を一つにし乗り切ることができたこと、これこそが今シーズンのクライマックスだったように感じています。
コロナ禍にあっても、お互いの距離が遠くなっても、「スポーツの持つ力は心の距離を近づけることができる」ことを強く実感させていただいたシーズンでした。
本当にありがとうございました。
私たち島根スサノオマジックは、まだまだチャレンジャーです。今秋開幕の新シーズンに向け、さらなるチーム力の向上とエンターテインメントの高みを目指してしっかりと挑戦をし続けます。そして、再び感動を共にする神話第12章のコートで皆様をお待ちしております。
新型コロナは依然として全国で猛威をふるっております。どうか皆様には、引き続きご自愛いただきますとともに、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。1年間、ありがとうございました。
2021年5月11日
株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック
代表取締役COO 中村 律