【HOME】2/27(土)サンロッカーズ渋谷戦 試合結果
2月27日(土)に島根スサノオマジックはサンロッカーズ渋谷との2020-21シーズンホーム戦を行いました。
第1Q、#14杉浦の先制点で試合が始まり、開始2分島根が得点を重ね、7-0と流れを一気に掴む。渋谷も#10ジャクソン選手を中心に追い上げを見せ、20-15で第2Qへ。
第2Q、ジリジリと渋谷が追い上げる中、#8トラビスの連続加点等で島根も流れを渡さない。開始5分、27-27の同点まで追い上げられるが#14杉浦のブロックショットで逆転を許さず、拮抗した展開の中、残り1分#5山下が3Pシュートを沈めるなどし、38-31で後半へ。
第3Q、渋谷の激しいディフェンスに苦しむが、勝負所で#8トラビスが奮起し、リードを守る。残り4分、#15白濱や#5山下のファストブレイクで島根も勢いを見せるが、激しい点の取り合いとなり59-58で第4Qへ。
第4Q、序盤は両者譲らない展開の中、残り3分、#8トラビスの勝負所での3Pシュートを皮切りに島根が流れを掴み、連続加点に成功。最終スコア88-77でホーム渋谷戦は今季初のホーム2連勝を飾った。
試合情報
日程:2021年2月27日(土)時間:14:00 TIP OFF
場所:松江市総合体育館
スコア
島根スサノオマジック 88-77 サンロッカーズ渋谷1Q 20-15
2Q 18-16
3Q 21-27
4Q 29-19
ヘッドコーチ コメント
河合 竜児 HC
―本日の試合の総括をお願いします。
ファンの皆さまに勝利をお届けできたことは、勝ち方抜きにしてよかったと思います。バスケットの内容としては、決して良い内容ではなかったんですけども、ブルックスが不在のこういったゲームの中でも勝ち切ることが出来たことは1つ大きな収穫だと思います。
―昨日試合を終えて、「今日の試合も命がけで臨む」と言われていましたが、試合を終えてみていかがでしたか。
試合の後もロッカールームで話したんですけども、シーズン序盤はぺリンがいない状況で8連敗したりした中で、みんなで踏ん張って自分たちの方向性を見出して、次にトラビスが抜けた時にも川崎戦や広島戦で残ったメンバーで頑張って勝って、今回ブルックスがいない中でも勝つことが出来ました。こうやってチームで戦えば、誰が欠けてもどのチームとも勝負することが出来るということをみんなで再確認して、またチームでこのバスケットをもっとブラッシュアップしていこうとロッカールームでみんなで話し合いました。
―今シーズン初のホームでの2連勝、改めてその意義は何だと思われますか。
シーズン後半になってくると、どのチームも怪我人を抱えてて、渋谷さんもエースの外国籍選手を欠いてのゲームで、お互いが大変な状況であったんですけども、その中でチームとして自分たちは熱くなりながらも、やるべきことを冷静に進めることが出来たことは収穫であったと思います。
―トラビス選手のキャリアハイの記録はどのように評価されますか。
「誰が今日当たっているか」というのを選手たち自身がしっかり見極めが出来た結果、このような記録を達成することが出来たと思います。今後もこういったような形で外国籍選手が突出して活躍する試合もあると思うんですけども、やはり日替わりでここに日本人選手も絡んできて、活躍する選手が出てきてくれれば、自分たちの勝ち星は更に増やすことが出来ると思います。
―良い勝ち方が増えてきていると思いますが、何か変化は見られますか。
まずは活躍がどうこうというより、日本人選手が自信をもってプレーしてくれていると思います。昨日、今日に関して言えばミスは多かったんですけども、その中で自分が彼らを信頼することが一番大切かなと。ですので、もしかしたら多くの方が「なぜこれだけミスをしていて変えないのか」と思う場面もあったかと思いますが、そこで変えてしまうというのは普通なことで、自分としては「そこで変えて選手が下向きな状態から次のチャンスの時にベンチから送り出す」というのではなく、彼らに「自分が信頼している」という姿勢を示したかったので、この2日間は自分にとっても我慢の起用法でした。
選手コメント
#6 北川 弘 選手
-本日の試合の総括をお願いします。
2日間タフなゲーム内容だったんですけども、今日は出だしの入りが良かったのと、最後のクロージングで向こうがファウルが溜まっていたので、そこを上手く突けたのが良かったんじゃないかと思います。
―ホーム2連勝をして、キャプテンから見て現在チームはどのような状況ですか。
みんながどう感じているかはわからないんですけども、すごく良い雰囲気で試合に臨めていると思います。悪い時間帯も含めて、自分たちがやろうといていることをきちんと出来ているんじゃないかと思います。
―ここ最近の接戦から勝利をものに出来た試合は、チームでどのような修正をされているのでしょうか。
結果論になってしまうので、今はまだ「接戦に強くなったチームになったよね」と言えるレベルではないと思います。勝っているが故に、そういう風に感じてもらえる部分もあると思うんですけど、実際今回どっちに転んでもおかしくないゲームだったと思います。その中で勝ち切った要因はいくつかあると思うんですけど、それを意図的に「島根スサノオマジックってこういう勝ち方だよね」というのをもっと色濃く出せば、勝率も上がってくると思います。悪い意味ではなく、まだまだやらなければならないことはたくさんあると思います。
―欠場の選手が多い状況が続いている最近ですが、その中で勝ち切れていることもあって北川選手から見てチームや個人の技術についてはどう思いますか。
今まで、「誰かが抜けたからその穴を埋めなければいけない」というシチュエーションがここ何試合かある中で、上手くカバーしあえていると思います。今回だと、「ブルックスの代わりになる」というのではなくて、代わった選手の個性でチームが上手く回っているのが一つ良い要因だと思います。こういう流れになってしまうと、どうしても「トラビスの代わりをしなければいけない」とか「山下さんの代わりをしなければいけない」とかなる中で、各々の良い面の個性で補えているというのが良い循環になっていると感じます。例えば二カでいうと、トラビスとは違う色ですごくリバウンドもハッスルしてチームに貢献してくれて、各々が変に気負ってないというか、自分にやれることを精一杯することが出来ていると思います。時間を重ねる中で、選手たちがお互いの長所と短所を理解して、口にしなくても上手く補い合うことが出来ていると感じます。
#8 リード・トラビス 選手
-本日の試合の総括をお願いします。
非常にタフなゲームシチュエーションで、昨日からの連戦ということでタフな状況でありましたが、その中で、どんなネガティブな状況になったとしても諦めない姿勢で戦えたことが、この2連勝に繋がったと思っています。
-ご自身のコンディションも含めて、今日これだけの結果をあげられることは想像されましたか。
今日の試合の序盤というのは、正直疲れはあったんですけども、その中でチームメイトが自分にパスを繋いでくれたことや、練習以外にも自分の睡眠や食事などの準備をコツコツと重ねてきたことが今日の結果に繋がったんだと思っています。
-チームが苦しい時間帯は、トラビス選手は自身がどのような役割を徹したいと思われていますか。
素晴らしいチームメイトが揃っていますので、その中で時にはパスをしたり、受け取ったり、お互いを補い合いながら試合に臨みたいです。そういった中で自分が最終的にベストの力が出せることが出来ればと思っています。
-後半は激しいぶつかり合いの展開でしたが、ご自身の持ち味は何だと思われますか。
第3、第4Qのぶつかり合いの強さを感じている部分はもちろんありましたが、その中でアタックすることが自分の持ち味だと思っています。その中で冷静さをもってやることが更にもう1つの自分の持ち味だと思います。
-次の宇都宮戦は、どのように臨みたいですか。
とても楽しみにしています。昨日今日の2連勝が宇都宮戦前の一つの良いステップを踏むことが出来たと思います。この勢いのままこの一週間練習を重ねて、しっかり修正をして次の試合に臨みたいと思います。
【次のホーム戦は 3/6(土)、3/7(日) VS宇都宮ブレックス】
次の試合は、松江市総合体育館で宇都宮ブレックスとの一戦!
コチラからお早めにチケットをご購入ください!👇