【HOME】1/30(土)川崎ブレイブサンダース戦 試合結果
1月30日(土)に島根スサノオマジックは川崎ブレイブサンダースとの2020-21シーズンホーム戦を行いました。
第1Q、序盤は#6北川、#14杉浦の連続3Pシュートに積極的な攻めから島根がリードする展開となるが、川崎#24大塚に連続3Pシュートを許し流れは川崎に。14-19で第1Qを終える。
第2Q、#6北川の3Pシュートから試合が始まる。激しい守備から流れを掴み、残り7分#7ビュフォードのアタックで19-19の同点に。しかし、川崎も#22ファジーカスを中心に得点を重ね加速する。島根は川崎のディフェンスに苦しみ28-39で前半を終える。
第3Q、#15白濱がスティールから得点し幸先の良いスタート。しかし開始4分、川崎#24大塚が再び連続3Pシュートを沈め、追従を許さない。残り3分、#28ニカ、#6北川が体を張ったプレーで島根に勢いを与え、残り1分、#24ブルックスの3Pシュートで10点差まで追い上げる。しかし#0藤井を中心に得点を積み上げられ48-61で運命の第4Qへ。
第4Q、#14辻に3Pシュートで先制されるが、直後に#13阿部も3Pシュートを沈め簡単には流れを渡さない。川崎もテンポ良く得点するが、島根も喰らいつく。強気な姿勢を崩さず#7ビュフォードのAND1で会場の熱気も更に上がる。しかしその得点差を縮めることはできず、最終スコア65-79でホーム川崎戦は敗戦となった。
試合情報
日程:2021年1月30日(土)時間:18:35 TIP OFF
場所:松江市総合体育館
スコア
島根スサノオマジック 65-79 川崎ブレイブサンダース1Q 14-19
2Q 14-20
3Q 20-22
4Q 17-18
ヘッドコーチ コメント
河合 竜児 HC
―本日の試合の総括をお願いします。
先週アルバルク東京に大敗して、その後水曜に大阪に行ってしっかりと選手たちがやるべきことを遂行してくれて、大阪に対して今シーズン初めて勝利をすることが出来ました。その状態でホームに戻ってきて、絶対にアルバルク東京の時のような状態に戻るのは止めようと。振り出しに戻るようなことだけは止めようということを話して今日のゲームに臨みました。その中でトラビス選手の怪我のトラブルもあって、それでも選手たちが総動員の中で、しっかりと役割を理解してくれて、最大限頑張ってくれたと思います。ただ、明日トラビスの状況もまだ全然わからない状況ではありますが、先ほどもコートでお話しさせていただいた通り、島根のために、選手全員で明日も精いっぱい全力を出して勝ちに行きたいと思います。
―インサイドがあまり機能していなかったといいますか純粋に競り負けていた印象なんですけど、明日どう対策をする予定ですか?
ひとつ確実に手を打たなければいけないのはピックアンドロールからのスイッチをして、スモール、ガード陣が相手の外国籍について、川崎のガードにたいして島根のビッグマンがつく、そこで簡単にスコアされたところは確実に手を打たなければいけないところで、それでもどうしようもないところは出てくると思うんですけども、今日のような状態にならないように、そこはしっかり修正をしたいと思います。
―課題のシュート精度に関して、今日は試投数は多かったと思うのですが、明日に向けてどう改善するのでしょうか?
選手たちに対しては、チームで作ったチームショットについては躊躇なく打てと言っています。そこで躊躇する場面が出てきたので、まあ彼らも外したくて打ったわけではないのですが、こればっかりは何か簡単に指導して全てが変わるわけではないので、根気強く練習からシュートの本数を増やしていこうと思っています。大阪戦ではチームショットを打つから島根のビッグマンもタイミングがわかるからリバウンドを取れる、逆に取れないなってなった時はディフェンスの準備ができる、というところですので、ここは選手たちにしっかりと躊躇なく打ち切ろうということを意識しながら、彼らを信じて突き進んでいきたいと思います。そういうことが出来ないと、島根は今シーズン外国籍の選手を守っていればいい状態になってしまいますので、それは残り後半戦30ゲームの中でしっかりとチームでリズムを作っていきたいと思います。
―本日ビュフォード選手はかなり気合の入った状態に見えましたが、コーチから見てどうでしたか?
今日もですし前回の大阪戦もそうでしたけれど、彼がコートに立つと彼のところにディフェンスが集まるのでズレができますし、今日もしっかりコートの上でチームを引っ張って行ってくれたと思います。
―選手達のハッスルしたプレーも多かったですけど、そういった選手の評価は?
ニカのハッスルですとか日本人選手のルーズボールに飛び込む姿ですとか、そういったものは望んでいるものですので、前節のアルバルク東京戦はああいう場面は少なかったと思うんですよね。それが大阪戦を経て、彼らがそこをしっかりと自覚してくれて、自分たちのボールになるならないは別にして、ああいったファイトが自分たちに勢いを与えてくれる、リズムを作ってくれると思うので、そう言った部分で川﨑さんに負けてたら勝負にもならないと思ったので、そういった部分も含めて明日もしっかりとファイトしていきたいと思います。
―後半戦に向けてどうチームを高めていきたいと考えてますか?
一番はペリンビュフォードが帰ってきたということがチームに勢いを与えていますし、ここからチームケミストリーが構築されていくと思うんです。伸びしろとしてはまだまだあると思いますので、その中で、日本人選手の積極性といったところは絶対に不可欠ですので、ペリンビュフォードを中心として、ここから1ステップ2ステップと成長できるように、1試合1試合成長できるように大切に頑張っていきたいと思います。
―日本人選手がシュートを躊躇してしまっているのはどのクォーターあたりだと思いますか?
日本人選手だけでなく、後半第3Qあたりで躊躇してフェイクしてドリブルして、またステップバックしてという状況があったので、やはり川崎さんが大きいということもあるのですけど、作ったチャンスを横を向いていかせないということは次のチャンスも潰すということになりますので、シュートで終わらない限りターンオーバーになってしまうので、そこは今後突き詰めていきたいと思います。
―躊躇してしまう理由は?
ひとつは川﨑のローテーションが早かったり、ちょっとサイズ感のところで打てないかなと思ってしまっているところもあると思います、。ここで自分が打ったらリズムが悪くなるのではっていうことろは頭をよぎっていると思うんですけど、そこはディフェンスを頑張ってマイボールにして、スクリーンだのチームオフェンスをして作っているチャンスですので、そこは躊躇なく打たないと点につながらないと思いますし、オフェンスリバウンドにつながらないので、オフェンスの最後はシュートで終わりたい。そこはしっかりと作っていきたいと思います。
#6 北川 弘 選手
-本日の試合の総括をお願いします。
前半はすごいタイトで締まったロースコアゲームに押し込んで、自分たちのやりたいことも我慢してやっていたんですけど、第2Qの終わりのあたりで11点離されてしまったところが今日の全てかなと思います。
―第2Qで離されたところを、明日はどのように対策していこうとお考えですか?
試合を通してディフェンスからしっかり要所を絞って、ディフェンスの強度を今日みたいに上げていく必要があります。ゲームの展開なんでどうすれば第2Q終了時に11点離されなかったのかというのは正直難しいんですけど、ゲームを読みながらチーム全体でまずはディフェンスからリズムを取っていくというところにかかっていると思います。アルバルク東京戦の負けから大阪エヴェッサ戦でしっかり勝って帰ってきて、今日もそれがいい方向に出てた部分もやっぱりあったと思いますし、僕自身もやってる中でそこまで今日は悲観するほどの負けではないかなと思います。ただシーズンが半分終わってずっとこういう風に言っていると成長はないと思いますし、やっぱり勝って初めて得られるものがあるということは先週の水曜日に大阪戦で勝って感じたところですし、負けてしまうと何を言っても言い訳になってしまうんで、しっかり勝ち切れる力を付けていきたいなと思います。
―今日前半3Pも決まってご自身もすごく調子が良いように思えたのですけど、これから勝ち切るために自分としてどのようなプレーをしていこうとしていますか?
やぱりポイントガードがトップにいるという状況でみんなに僕の背中が見えていると思うんで、少しファールが多い中でもしっかりプレッシャーをかけ続けながらファールの数が減って、もう少し上手いファールの使い方が出来ればなと思います。姿勢の面に関していえばここ最近で言えばみんなにディフェンスをしようと口で言うんではなくて、プレーで感じてもらえるような、常に口うるさいキャプテンではなくてしっかり要所をつかんでプレーでみんなを引っ張れるように、しっかりプレーで引っ張れるようにしていきたいと思います。
―今日の試合の課題と明日の試合に向けて修正するポイントはどこになりますか?
ゲームの展開で3Pシュートが入る展開もあるし、何が原因かというといわれると正直答えづらいところがあるんですけど、やっぱり強豪チームのタレントがそろっているチームなんで、気を抜けば一気にいかれるタイミングというのがあります。そこはオフェンスリバウンドが絡んでいるのか、3Pシュートが絡んでいるのか、走られているのか、というのはゲーム展開によるんですけど、今日に関していえば要所で辻選手とか大塚選手に嫌なタイミングで3Pシュートを決められてしまったというのが大きかったと思います。クォーターエンド、クォータースタートのところで、みんなで共通認識を持って、やられてはいけない人にやられないというのをコミュニケーションをしっかりとって対応していければと思います。ただ、今日に関してはそこまで嫌なゲームをやったとは思いませんし、次に繋げていける試合だったかなと思います
―どのあたりが次につながると思いましたか?
点数見ていただいたらわかると思うんですけど、アルバルク東京戦のように90点とか100点を取られたわけではないので我慢していた部分はあったと思いますし、今までだったらそこを我慢できずに崩壊して20点30点離されたところを、チームとして我慢できたところは良かったと思います。
―我慢できた要因は?
コミュニケ―ションを取り続ける、チームとしてどう守るというのを準備してきたものを表現しようと、それが出来たところだと思います。やっぱり100点満点の試合というのはなくてどこかで必ずミスは起こりますしターンオーバーも起こりうるスポーツなんで、しっかり要所をつかんでチーム全員として準備してきたものをやろうとしたことがひとつ良かった点だと思います。
#7 ペリン・ビュフォード 選手
―本日の試合の総括をお願いします。
苦しい展開になりつつも、最後まで勝ちの可能性を信じて戦い続けました。しかし、ミスやいろんな要素が加わって最後このような結果になってしまいました。僕らとしてもやることは変わらないですし、明日に対してはアジャストメントや修正は必要かと思うんですけど、もう一回勝利の望みにかけてもう一回チャレンジしたいと思います。
―ご自身の調子と今日のプレーに関してはいかがでしたか。
僕自身は、更にチームにエナジーが出るような点火剤みたいな役割を期待されていることは理解しています。もちろんそこに関しては、まずは個人でできることをチームのために精一杯やっていき、そこが少しずつチームみんなに影響していって行けばと思い自分の仕事をやり続けています。チームとしても良くなっている部分も見えてきています。シーズンも長いとは言っていられない時期ではあるんですけども、チームとしての手応えは感じているので、僕自身もようやくそこに加わってもっとそこに火付け役のような結果を出せれるようにしていくことが大事だと思っています。
―コンディションとしては全快されましたか。
今プレーはできている、という状況から判断していただければなと思います。もしチームに迷惑をかけるような状況であればプレーをできていませんので。チームに貢献できる状況までは、何とか持ってこれているのかなと思います。引き続きこのような状態でプレーが出来ればなと思います。
―ビュフォード選手の最も得意なプレーはなんでしょうか。
良い質問かつ難しい質問でもあるんですが、僕自身はボールサイドの強みというのはあると思っています。そこにディフェンスも集まってくるのでチームメイトを生かすことにも使えると思います。一言で言えばオールラウンドでチームに貢献できればと思っています。リバウンドもハッスルしますし、ディフェンスも緩めるつもりはないです。全てのプレーでチームに影響を与えることができればと思います。
―今のチームの課題と、どうチームに貢献していきたいですか。
チームとしては勝者のメンタリティを持ち続けることは大事かと思います。僕らは今勝ち星が必要な時期です。そこに対して一週間しっかり準備をしてきたので、相手が誰であろうと自分たちの勝者のメンタリティというのは、毎試合必要だと思っていますし、そこが今重要な部分であると思います。個人としては、怪我で長期離脱してチームに貢献できないことが多かったので、今こうやってようやく入ってこれて、まだチームを探ってやっていく部分はあると思うんですけど、「自分が何が貢献できるか」というのは常に意識してプレーをしていますし、それが何なのかを探ることはシーズンが終わるまで常に課題であると思います。
【次のホーム戦は 2/14(水) VS滋賀レイクスターズ】
次の試合は、松江市総合体育館で滋賀レイクスターズとの一戦!
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